南三陸町戸倉と石巻市北上町にまたぐ神割崎。
岩の割れ目が村の境になったとの言い伝えがありますが、
今も厳然と町の境です。
その標識が海岸の石ころに紛れて設置されていました。
わかりにくい!
町の境を示す標識をよーよくみてみると
こんな感じで埋め込まれていました。
ご覧のとおり、周辺の石の色が似ていて目立たない上、
標識自体それほど大きくありません。
標識の右側には「北上(町)」の文字が刻まれています。
つまり、神割崎を向かって右側(南側)は北上町(現・石巻市北上町)エリアとなります。
そして反対側(北側)は「志(津川町)」の文字が刻まれています。
現在の南三陸町戸倉ですね。
標識の上に刻まれた線が
まさに町の境界線なのです。