
今日は「楽しい盛岡弁講座(基本編)」と題し、地元の言葉を探して集めてみました(*> ᴗ •*)ゞ
講座って言っておりますが、単純に、私が岩手県外出身なので、単純に盛岡の言葉を知りたいと思ってまとめてみただけです...。
どうぞ、よろしくお願い致します。
念のため
※純粋な盛岡弁ではないけど、日常生活で飛び交うであろう言葉も含まれております。ご了承下さい。
【挨拶】
「おはやがんす」=おはようございます
「おばんでござんす」=こんばんは
「おばんでございやんす」=こんばんは(女性の言葉)
「おめでとがんす」=おめでとうございます
「おめでとございやんす」=おめでとうございます(女性の言葉)
「ありがとがんす」=ありがとうございます
「ありがとございやんす」=ありがとうございます(女性の言葉)
「おゆしぇってくなんせ」=ごめんね
「おでんせ」=いらっしゃい、おかえりなさい
「おでって(くなんせ)」
(1)いらっしゃい、おかえりなさい。
(2)中ノ橋通一丁目にある「プラザおでって」の略称。
「よぐおでんした」=いらっしゃい、おかえりなさい

おでんは関係なくってよ(笑)
盛岡駅の「よくおでんした盛岡さ」って案内板を見ると、未だにおでんがパッと頭をよぎる。
「おしずかに、ご油断なく」=さようなら
【人称・呼称の類】
「えなさん」=若旦那
「おめぇはん」=あなた
「おんず」=長男以外の男の子
「はらけい」=原敬(はらたかし)の愛称
【時系列】
【所有格】
「わらす」=子ども
「おらほ」=うちら、我が家
「うな」=お前、君
【物】
「おでぇもつ」=金銭
「じぇね」=お金
「にっぽー」=岩手日報
「タイムス」=盛岡タイムス
【動物・食べもの・飲み物】
「あげず」=とんぼ
「いものご」=里芋
「げぇだが」=毛虫
「のこのこ」=蝉のさなぎ
「びっき」=蛙
「べご」=牛
【自然現象など】
「あめゆぎ,べっちゃゆぎ」=霙雪
【体の部位】
「でんび」=おでこ
【地名など】
「せいなん」=盛南。盛岡南新都市の通称。盛岡市本宮地区・向中野地区を指す。かつては田園地帯であったが、1990年代より区画整理・再開発が進められた。2019年4月末現在「盛岡市盛南」という地名は存在しない。
【建物・施設】
「アイビーシー」=岩手放送(Iwate Broadcasting, Co.,Ltd.)。日本テレビ系列。
「アイーナ」=岩手県民情報交流センター。盛岡駅前にある岩手県の複合施設。
「いだい」=岩手医科大学
「いわぎん」=岩手銀行
「かわとく」=盛岡市のご当地百貨店。1866年創業。本店は盛岡市菜園にある「パルクアベニューカワトク」
「もりしん」=盛岡信用金庫
「がんだい」=岩手大学
「けんだい」=岩手県立大学
「けんたい」=岩手県営体育館
「サイド・ビー」=「SIDE-B」、盛岡バスセンター跡地の愛称。
「マイヤ」=スーパーマイヤ
「マリオス」=盛岡地域情報センター。盛岡駅西口前にある、いわゆる「複合インテリジェントビル」
「マルイチ」=スーパーマーケット マルイチ
「バスセンター」=盛岡バスセンター。盛岡市河南地区にある市内最大級のバスターミナル。初代バスセンターは1960年4月20日に開業し2016年9月30日に営業を終了したが、操車場の機能は存続。2021年度に新盛岡バスセンター(仮称)が開業予定。略して「バスセンター」と呼ばれることも多い。
「たもり」=本部が紫波町にある地元のスーパーマーケット。コストコの商品も取り扱っている。
【動詞・形容詞・その他】
あ行
あ行
- 「あべぇじや」=行きましょう
- 「あめる」=腐る
- 「あんべ」
①行こう、来い
②(名)具合(=塩梅) - 「いっとぎま」=ちょっとの間
- 「いっぺ」=いっぱい
- 「うるがす」=水につけて潤わす
例:「湯っこさうるがしといで」 - 「おあげんせ」=召し上がれ
- 「おがる」=大きくなる、育つ
※紫波町の「オガール」命名由来のことば - 「おけぇった」=ころんだ
- 「おもっさげねぇ」=申し訳ありません
※夕方以降や夜遅い時間に人を訪ねる際に使われる。
か行
か行
- 「かっぽぞす」=外へ落ちる
- 「~がんす」=~です
- 「きどころね」=うたたね
- 「きゃっぱ」=(靴のままで)水の中に入ってしまう
- 「くられる」=叱られる
- 「け」=食べなさい
例:はやく、け! - 「けずる」=(ブラシで髪を)梳かす
例:髪けずってってね - 「けっけらご」=片足で歩く
- 「「~けろ」=~してちょうだい、~して下さい
例:おらど、つぎあってけろ。 - 「こ」=来なさい
例:こっちゃ、こ! - 「ごしゃげる」=腹が立つ
- 「こちゃがてぇ」=くすぐったい
さ行
「さがぶ」=叫ぶ、怒鳴る
「~ささる」=~できる
「さっぱと」=一向に
「~さらない」=~できない
例:このペン書かさらない (書きたいのに書けないニュアンス?)
「したっけ」=そうしたら(接続詞?)
「しゃっけぇ、ひゃっけ」=冷たい
「しょしがる」=恥ずかしい
「すぺぇつこ」=一番おしまい
「せっこいで」=面倒臭がる
「せっこき」=怠け者
「そう」=言う
「そんま」=すぐに
た行
「たなぐ」=持つ、持ち上げる
「ではる」=出る、現れる
「てんどわる」=要領が悪い
「てろんてろん」=つるつる
「でろんでろん」=つるつる(てろんてろんより程度が大きい)
「どやす」=どうする
例:こったらに汚してどやすのよ!(こんなに汚してどうするの!)
「どでんした」=びっくりした
な行
「なげる」=捨てる
「なはん」=あのね
「のっこり」=たくさん
は行
「はだぐ」=殴る、叩く
「ばんきっしゅ」=じゃんけん
「ひょんたな」=妙な
「ふたつける」=叩く、殴る
例:「ふたつけるぞ!」(殴るぞ!)
「ぺっこ(ぺぇっこ)」=(ほんの)少し、ちょっと
例:ぺっこ、けれ!
「ほんでね」=違う。そうではない。
例:A「明日は盛岡駅で待ち合わせ?」 B「ほんでね!アイーナだ!」
「ほに」=本当に
ま行
「まがす」=(液体を)こぼす。 愚痴をこぼすときには使わない
例:「味噌汁まがしてしまったー」
「むぜぇ」=可哀そう
「めげぇー」=可愛い
「めんこい」=可愛い
「もうはいいは」=もういいです
や行
「やくだれ」=わざわざ
「やせぇねぇ」=はらはらする
「やばつねぇ」=不潔な
「やんた」=嫌だ
ら行、ん
「んだ」=そうだ
濁音行
「ゴエティー」=岩手朝日テレビのマスコットキャラクター。
「だからさ」=そうなんだよ、それな(同意)
「でんでんむし」=盛岡都心循環バスの愛称。乗車1回100円均一。
【文法】
【動詞の活用変化】
「~がんす」
例:そうでがんすなす(=そうですよね)
そうでながんす(=そうではありません)
「~っこ」
例:おづりっこ(お釣り)、おぢゃっこ、あねっこ
※チャグチャグ馬コ(表記は「馬コ」ですが、「うまっこ」と言います)